alone日記

このブログは、ぼっちの変な人が日常や考えを述懐していく日記です。

音楽との邂逅

 皆さんはいつ音楽と出会っただろうか。私は厨二病、思春期真っ只中の中2だった。それまで、音楽というものに興味は無かったし、金曜夜のミュージックステーションを時々ちょっと見る程度であった。

 中1になりスマホを与えられ、それまでよりは音楽を聴く機会は増えたかもしれないが、それでも微々たるものだった。

 そんな音楽なんて興味のなかった私が、明確に衝撃を受けたと言える曲がある。それはボカロP、kemuさんの「拝啓ドッペルゲンガー」である。この曲は私が初めて何回もリピートした曲だ。厨二病だった私は、イントロのシンセサイザーのカッコよさに驚愕した。それと同時に「ボーカロイド」という存在を知った。調声が上手すぎて、最初は人間が歌っていると思っていた。この曲は私をボカロの世界、そして音楽の世界に誘ってくれた。その年は、Deco*27さんの「ヒバナ」やorangestarさんの「アスノヨゾラ哨戒班」、バルーンさんの「シャルル」などの超有名ボカロ曲に出会った。

 私の中で、音楽は感情の発露だと思っている。色々と煩悶する思春期に音楽と出会うのは必然だったと言っていい。中学では朝学校に行く前に必ず音楽を聴いた。なんとか気持ちを昂らせた。今でも朝と夜、起きた後と寝る前には必ず音楽を聴く。

 音楽を聴くことが日常の一部になった。自分にとって欠かせなくなった。音の心地良さと歌詞の思いに酔いしれる毎日だ。音楽は癒しであり、かつ感情を昇華する場でもある。音楽に支えられて今がある。私はこれからも音楽を聴き続ける。